Blog for Writing Marie's Novels

小説を書いてみてくなった素人のブログ

もしも・・・後編

もしも、堂郁が結婚したとき手柴が付き合っていたら…

 

原作に沿わないのは許せないって方は、回れ右でお願いしますm(_ _)m

 

堂郁:新婚

手柴:カップ

小洒落たバーで隣に座るのは私に見劣りしないイケメン。

 

「笠原が一正と結婚するなんて思わなかったな」

「私はずっとこうなると思ってたけどね」

ここまで甘いカップルになるとは思わなかったけど 

 

それにしても光が飲みに誘うなんて珍しいじゃない

「あのさ、なんで飲みに誘ったの?」

「まぁ麻子が誘うことの方が多いからな…俺から誘ったらだめか?」

「珍しいなと思っただけよ」

 

珍しいからなにか期待しちゃうじゃない

どうせ理由もわからずに最近落ち込んでるとか思って誘ったんだろうけど

 

「その…笠原が寮を出たらお前ひとりになるんだよな」 

「そうよ」

 

だから、もちろん笠原の結婚は嬉しい

けれど、寂しいんだよな…

 

「私も官舎に住めたらなぁ…」

「そうだよな、麻子も寂しいんだよな」 

 

そう言って優しく抱き寄せてくれるその手でずっと私を支えてくれたら…

なんてこと思ってるんだろう私…

 

惚れ直した

まさか私の思いに気がついていたなんて

 

「官舎に住まないか?」

 

はぁ?独身は感謝に住めないから寂しがってるんじゃないの!

手塚はバカなんだから。惚れ直したなんて思って渡しもバカだったけどっ

 

「っ」

 

「ごめん俺と結婚して二人で官舎に住まないかってこと」

 

えっ嘘…このタイミングでプロポーズ

気持ちと頭が状況に追いつかないっ 

 

「そうね、私達にそのほうがつきまとう虫も消えて楽だもんね」

 

「そんな余裕ぶってもそうでもないことはお前よりも俺のほうがわかってると思うぞ」

 

The end.